Archive for the ‘競走馬’ Category
逃げ馬
割と荒れる展開になることの多い阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)。
まだ競走経験の浅い2歳牝馬によるレースですから、余程実力的に抜けている馬がいなければ
どの馬が勝ってもおかしくはないといえますね。
ただこのレースには、面白いジンクスがありまして、人気薄でこのレースを優勝した馬は、以後全く勝てなくなってしまう
というようなものです。
過去にはスエヒロジョウオー、アインブライド、タムロチェリー、ショウナンパントルが下位人気で優勝し、大波乱を巻き起こしましたが、彼女
たちはいずれも例外なく、引退まで1勝もできていません。
もちろん例外が全く内訳ではありません。
阪神ジュベナイルフィリーズを優勝したテイエムプリキュアは、
3歳以降の成績が低迷し、このジンクスに飲まれてしまったかに見えましたが、5歳時に日経新春杯で3着となり復調の兆しを見せると、翌年の同レースで軽ハンデを
活かして逃げをうち、なんとまんまとこのレースを逃げ切ってしまったのです。
この勝利により引退が撤回され、出走したエリザベス女王杯ではブエナビスタに次ぐ2着に
健闘するなどの成績を残しました。
ただこの馬の成績を見てみると、牝馬ながらアルゼンチン共和国杯を好走するなど長距離に適正があったのがひとつと惨敗と好走をくり
かえすムラっ気のある馬であることがわかります。
2歳時の阪神ジュベナイルフィリーズは極端にいい面がでて優勝してしまったのでしょうね。
グラスワンダー
最近では外国産馬に注目があつまることもなくなりました。
日本経済の不況で、馬主がいい外国産馬を購入してこれなくなっているからでしょうか。
1990年代後半は
強烈に強い外国産馬がいた時代でした。
一頭はエルコンドルパサー。
3歳時にNHKマイルカップとジャパンカップを制し、古馬になってからは、欧州に遠征し、凱旋門賞
で僅差の2着という空前の成績を残しました。
もう一頭は、グラスワンダー。
2歳時から圧倒的な強さを見せ、朝日杯3歳ステークスを優勝。
3歳の春シーズンは軽度の
骨折で棒にふるが秋に復帰すると同年の有馬記念を優勝、古馬になると宝塚記念と有馬記念(連覇)を優勝。
グランプリレースに強い競走馬でありました。
最近でグランプリレースに強いと感じされてくれる馬というと、ドリームジャーニーが思い浮かびます。
2歳に朝日杯フューチュリティステークスを優勝しますが、3歳
になると同世代の強豪馬が台頭してきて、トライアル競走では優勝できましたが本戦のクラシックではついに無冠に終わってしまいます。
しかし古馬になるともう一段階
成長し、5歳時の宝塚記念を優勝、同年の有馬記念も優勝してしまいました。
2歳G1の優勝と古馬になってからのグランプリレースでの活躍は、どこかグラスワンダーと
共通するものがありますね。
そこ後もG2競走で優勝したりとコンスタントに好走しましたが、2011年の宝塚記念を最後に引退しました。
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